倉敷に行きたいと
幸い凌ぎやすい好天に恵まれた先日、家族揃って久々の外出を楽しんで来ました。
行き先は倉敷。
子供が退屈しないかとの不安がゼロだった理由、それは何より本人が「連れて行って欲しい」と家内に頼み込んだ経緯故でした。
どうやらクラスメートが「楽しかった」と教室内で自慢気に話していたらしく、それが引き金になっていたみたいです。
今回は敢えて電車を乗り継ぎ、岡山駅経由で倉敷を目指しました。
普段はどうしても車移動が主体になってしまうライフスタイルですので、私自身にとっても新鮮でした。
何より子供は皆、電車が大好き。
東京暮らしの頃には思いもつきませんでしたが、岡山郊外の子供達にとっては、電車に乗るのは私達の想像を遥かに超えた「一大イベント」らしいのです。
おかりなにハマる予感?
定番のアイビースクエアから川が流れる美観地区の定番スポットを抑えるコース、地ビールを堪能出来たのも電車で来たからこそ。
時間を外した昼食は、昔ながらのアーケード街で偶然見つけた鉄板焼き屋さんに飛び込んだのですが、これが大当たりでした。
気さくなマスターが優しく話し掛けてくれ、普段は食が細い我が子が「こんなに食べて大丈夫かな?」と首を傾げる程、何度も「美味しい!」を繰り返していました。
その後敢えて地図と睨めっこせずに歩を進めていると、小さなおかりな専門店に遭遇しました。
年配の女性がお1人で営んでおられ、長いお付き合いの職人さんの手作りのおかりなをズラリと並べておられました。
遠い昔親に買ってもらった学習雑誌の付録に、プラスチック製のおかりなが付いていた事もあり、ドレミファぐらいは何とか吹ける私。
焼き物のおかりなは結構値段が張りましたが、子供用と合計2つ衝動買いしてしまいました。
振り返れば私自身が1番はしゃいでいたみたいです。
呆れもせず笑顔で付き合ってくれた家族のためにも、この日のリフレッシュで蓄えたエネルギーをフル稼働で、また頑張らねばっ!